胃痛と肩こりの関連性その原因と解消法・治療法
肩こりと胃痛ってリンクしていることが多いということは御存知でしょうか?
肩こりを訴える人は数多くいますが、胃に原因がある場合があることを知っている方は少ないのではないでしょうか?
食べ過ぎ、飲み過ぎなどで胃が弱ると、肩が張っていきます。
胃が疲れると、胃の周囲の筋肉が緊張して血行不良を起こしていきます。この胃の周囲の筋肉や胃に栄養している血管は、肩の血流にも影響を与え、胃の周囲、背中の筋肉の緊張は、肩の筋肉の萎縮にも影響を与えると考えられています。
こういった場合、背中から肩にかけてこりを感じる場合が多いのです。
胃からくる肩こりの場合、根本の解消法は、胃の調子を良くして、胃を健康状態に保つことですね。
食べ過ぎや飲み過ぎ、刺激物の取り過ぎ、就寝直前の食事の摂取などを控え、胃に負担をかけない生活に改善することが、胃の健康状態を回復させるとともに、肩こり解消に導きます。
また物理的に暴飲暴食を控えることも大事ですが、精神的なストレスを減らすことも重要な解消ポイントです。
胃は、ストレスが身体の症状として現れやすい場所です。
睡眠不足、悩み事、環境の変化など、ストレスによって胃が弱まり、肩こりにもつながります。
十分な睡眠時間、適切な運動、ストレス発散を心がけましょう。
また、肩こりの解消法として、ツボを押してみると良いです。
胃からくる肩こりに効くツボは、背中にある膈兪・肝兪・脾兪といわれています。
背中の脊椎の周囲、脊椎から左右に指3本分離れたポイントで、肩甲骨の下辺の高さにあるのが膈兪、そこから指3本分下に下がったところが肝兪、さらに肝兪から指3本分下がったところが脾兪です。このツボを刺激してあげることで肩こりが解消されます。
そして、もちろん、規則正しく胃に負担をかけない生活を心がけましょう。
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