頭の付け根 こり

頭の付け根にある「こり」の原因と解消法

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頭の付け根に感じるこりは、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を取り続けた場合に発生します。

 

これは首の頸椎(頭の付け根)から肩甲骨まで走っている「肩甲挙筋」という筋肉が疲労を起こしていることが原因です。

 

この肩甲挙筋は通常、肩甲骨を引き上げるような動作(肩をすくめるような動作)を行う際に使用される筋肉なのですが、日常の動作でいうと、例えばリュックサックなどを背負ったときに、肩に乗っかかってきた負荷を支える際などにも使われています。

 

そして、デスクワークをしているとどうしても肩に力が入ってしまいがちですが、実はこのとき肩甲挙筋は緊張しっぱなしの状態になっているのです。

 

この状態が長く続くと、やがて血行が悪化してリンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まることによって、頭の付け根のこりや痛みにつながってしまうのです。

 

もともと、肩まわりの筋肉というのは、体中のあらゆる筋肉の中でも神経が鈍感な部分になので、肩が緊張したからといって、すぐに痛みやこりを感じるわけではありません。

 

従って、肩に痛みやこりを感じた時点では、すでに症状がかなり進行してしまっていると言っても過言でないのです。

 

従って、実際に肩の痛みやこりを感じる前に、頻繁に肩の状態をチェックして早めに改善させてあげることが重要になってきます。

 

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では、ここからはその改善方法についてご紹介してきたいと思います。

 

まず1つ目はストレッチを十分に行うことです。

 

普段デスクワークを行っている人は、30分や1時間ごとに首のストレッチを行うとよいです。

 

方法としては、首を横に傾けた状態で、傾けた方向に少し首を横にひねるようにストレッチをすると効果的です。

 

2つ目は肩甲挙筋を筋力トレーニングによって鍛えてあげることです。

 

肩甲挙筋を鍛えてあげることで、デスクワークなどの長時間の緊張状態に対する耐性が強くなり、症状を未然に防ぐことができます。

 

トレーニングと言っても、トレーニングジムにあるダンベルやバーベル、あるいは家庭にあるペットボトルなどを使えば簡単に鍛えることができます。

 

方法としては、ダンベルなどを手に持った状態で、そのまま真上に引き上げるような動作(肩をすくめるような動作)を行うだけです。

 

これはシュラッグと呼ばれる方法で、肩甲挙筋を鍛えるのに最適なトレーニングと言われています。

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