首の前側のこりについて
人間の体にはたくさんの筋肉がありますが、その中でも首にはたくさんの筋肉や神経があります。
体を動かしたり無理な姿勢を続けることで、この筋肉が硬くなってしまいますが、日常生活の中の何気ない動作で、このような状態を作り出していると考えることができます。
首の前側にも筋肉があります。
ここにある筋肉も、他の部分と同じようにこって硬くなります。
首の前側の筋肉に関しては、頭を前に突き出すような働きを持っているということで、パソコンなどのモニターを見るときにこの姿勢になることが多くなっています。
パソコンのモニターを、頭を前に突き出すように見るというような姿勢を続けているという人は、首の前側にこりが発生することが多くなっています。
しかしここで気をつけなければいけないことがあります。
それはこの部分の筋肉にこりがあっても、実際には自覚をすることが少なくなっています。
頭の重さを支える作用があまりないということで、こりがあっても不快感がありません。
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実際に体にどのような症状が現れるようになっているのかというと、首の後ろから肩にかけて凝っていたり痛みを感じることがあります。
この他にはこめかみや目の疲れを感じることがあります。
小指や薬指にしびれを感じることもあります。
顎が痛くなったりだるさを感じ、顎が開きづらいと感じる人もいます。
このように周辺や顎の周り、手のしびれなどの症状を感じることが多くなっています。
後ろ側に痛みが発生していても、前側の筋肉をしっかりと緩めて、頭の位置が正しいところに来るようにしなければ改善することがありません。
また胸やお腹も姿勢が悪くなることで縮こまっている可能性があります。
したがってこの部分の筋肉も治療をしなければいけません。
この部分にこりを発生させないためには、みぞおちの背中側を少しそらすような姿勢を心がけると、頭の位置が真ん中に来ます。
この他に目の体操を行うようにします。
それはなぜなのかというと、目の動きと首の動きは連動しているからです。
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