首の付け根のこりが頭痛を引き起こす
多くの人が肩や首にこりを抱えていると思われます。
同じ姿勢で入るデスクワークや重い物を持つ仕事が肩や首に悪影響を与えていますが、大半の人がパソコンやスマートフォンを仕事だけでなく趣味や日常で使うようになっている現在、これらの作業が多くの人の肩や首に負担をかけているのは事実です。
首の付け根のこりは多くの人が訴えている箇所です。
頭は首の真ん中よりも前に付いていることが多く、大半の人では普通に立っているだけでも体重が前側に傾くことが多くなります。
首の付け根のこりは僧帽筋という、首の後ろから背中までの広い範囲を覆っている筋肉経の負担がポイントです。
仕事、家事、趣味などは大半が体の前でする作業で、前かがみになりがちです。
頭や体が前に傾くと頭の重さを支える首にかかる負担を、僧帽筋が支えていることになります。
首のこりがひどくなると首周りが痛くて辛いだけでなく頭痛や吐き気を引き起こしたり、いろいろな弊害の原因になります。
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首の付け根のこりは、同じ姿勢や間違った姿勢を長く続けることも、主な原因の一つです。
同じ姿勢で入ることが首や肩周りの筋肉が緊張させ、血の巡りが悪くなると頭痛を引き起こすことになります。
頭痛や吐き気が起こるほどまでになったら、整体やマッサージでは対処できない可能性も高いかもしれませんので、早めに整形外科などの病院を受診して対処すべきです。
自分でできることにはマッサージやストレッチが有効です。
首を左右前後上下にゆっくり回し、気持ちのいいところまで伸ばします。
体が冷えていると全身の血行が悪くなるので、温めることも大切です。
肩や首に貼るには冷湿布よりも温湿布のほうが向いていると言えます。
ストレッチやマッサージは、浴槽に使ってリラックスしながらだとさらに有効です。
全身のこりを予防するためには、常に姿勢を意識することも重要です。
顎を引きすぎず真っ直ぐ上から糸につられているようなイメージを意識して頭をまっすぐにし、首への負担を減らすことが改善につながります。
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