正しいストレッチで首こりからくるめまいを改善しよう
現代社会では、首こりや、それに伴ってめまいなどの症状を訴える人が増えてきています。
特に普段の仕事がデスクワークだったりする場合、そういった症状に悩む方は多いようです。
そこで、ここでは首こりが発生する原因と、その改善のためのストレッチ方法についてご紹介したいと思います。
まず、首こりが発生する原因について説明します。
首こりというのは、多くの場合、肩甲挙筋という筋肉が疲労を起こすことで発生します。
これは首の骨(頸椎横突起)から肩甲骨まで伸びている筋肉で、その名の通り肩甲骨を引き上げるような動作を行う際に使われる筋肉です(肩からカバンなどの荷物を背負う際にも使われます)。
また、首を長時間支えるような場合にも使われる筋肉であるため、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を保ったままでいると、やがてこの筋肉が疲労を起こし、こり固まってしまうことで、血流やリンパの流れが悪くなり、痛みやめまいとなって現れるのです。
実は首の神経というのは、体全体を見てもどちらかというと鈍い方なので、痛みやめまいといった症状で現れたりするのはかなり症状が悪化している証拠なのです。
従って、これらの症状が発生する前に首の疲れを取ってあげることが大切です。
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では、次に首こりを改善するためのストレッチ方法について説明します。
先ほども説明したように、この肩甲挙筋という筋肉は首の頸椎から肩甲骨に向かって伸びている筋肉で、主に首の頸椎の付け根あたりが最も負担がかかり凝り固まりやすい部分なので、そこをしっかり伸ばしてあげます。
やり方はとても簡単で、片方の手で頭の反対側をつかみ、そのまま手のある方に頭を引っ張るだけです。
例えば左手で頭の右側をつかみ、そのまま左に頭を引っ張るようにして首の右側を伸ばしてあげるだけでOKです。
そしてその状態で顔を少し左に向けると、よりストレッチが効くようになります。
その状態で10秒ほどストレッチしてください。
終わったら反対側も行います。
このストレッチは1回やっただけではなかなか効果を実感できないかもしれませんが、これを1時間に1回ぐらいのペースでやり続けると、やがて首のこりは消えていきます。
首こりや、それがきっかけで発生するめまいといった症状に悩む方は、ぜひこのストレッチを続けてみてください。
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